小屋直し [ハウス・家]
今年の修理ツアーのきっかけを作った小屋(15歳から34年住んでた元家)を
2階がある部分を壊しさら地にして、平屋三分の一を直して、小屋として使う。
でも、雪の事を考えて、片屋根に作り替える事にした。
ここも見積もり三つ取ったら、一人大工さんが格段に安く、納得の行けるしっかりした
リフォームの仕方だと判断して、任せる事にした。
この1人大工さんは、丁寧過ぎてなかなか仕事が進まないのが難点。。。
もう五月から始めて、まだ終わっていない。
わかっていて任せたが、もう1ヶ月もすれば雪が降り始めるだけにハラハラする。
来る日もあれば、来ない日もあり、午後から来たり、とにかく自由人だ
いいんだけど、暑い夏は裸でやっているので、表の人が来る展示室は任せられない。
三分の二を切った後の残り部分の小屋。
ここに片屋根のために屋根の一部を切って、柱を建てる。
チャチな作りと柱補強のため、中に鉄骨を補強して入れる。
この鉄骨を一人で、上にあげ、入れて行くのだ
中を見ながら、説明をしてくれる。納得行くけど、話が長い。。。
普通の三角屋根を片屋根に直して行く。
やっと屋根が出来上がった
今年からは片屋根にしたから、上に上がって雪下ろしをしなくても良くなった。
鉄骨が入って頑丈になって、きっと梁が潰れるという事もないだろう
こうして屋根を直したら、裏の外壁だけが46年前のだと心配になり、裏外壁も直す事にした。
一つ直すと汚い所が気になり、どんどん直したくなるものである。
この様子だとやっぱり雪の降る前まで掛かりそうな雰囲気。。。
昨日も、やってないしなぁ~・・・
この1人大工さんの良い所は、絶対チャライやり方をしない。
大工としてのプライドを持ってるから、こちらの使い勝手をちゃんと考えて、作ってくれる。
1人で何でもやるから、普通取られる足場代が加算されないし(自分で持ってるから)、
ゴミ処理代も取られないし、工賃も工務店より安い。
何より信頼できる
難点はいつ出来るかわからない事。。。
畑隣りのおばあちゃんの家のリフォームは3年掛かった。
おばあちゃんは2度と頼まないと昨日も言っていた。3年待って疲れちゃったんだって
家も早く小屋の中を片づけたんだけどなぁ~
屋根塗装 [ハウス・家]
屋根をマサ屋根からトタン屋根に直したら、今度は24年そのままの白く褪めた
トタン屋根部分が気になって、今この屋根足場のあるうちにやったら、
安く出来るんじゃないかと思えて、急遽やる事にした。
さて、どんな様子か、足場に上がってみた。
下から階段を2階へ・・・ また階段を上って次の段へ・・・ 屋根が見える所。
塗装前の屋根を眺めると・・・
茶色だった屋根が白く焼けて、色がしっかり褪めていた。
さて、自分たちがやるには、斜度があり過ぎる。。。(ここも45度近くいやもっとかも)
そしたら、一人大工が、自分がやってあげると言ったので、その気になった。
しかし、やり方はわかっていても、プロではない。
それと、一番は、丁寧過ぎて、とにかく仕事が遅い。。。
そうした時、大工日当と同じ日当金額を払うとしたら、
日にちが掛かり過ぎて、日当だけで高くなりはしないか
1人大工に「どれぐらい日数掛かるの 」と聞いたら、
「やってみないとわからないけど、3日は掛かると思う」と・・・
この斜度でのやり方を聞いたら、「主人に梯子をずっと抑えてほしい」と言われたので、
それは無理だと断り、その事で、口論になってしまった。
それを期に、塗装やさんにやって貰う事も考え、まずは知り合いの業者さんに見積もりを
お願いした。 32万かぁ~・・・これが一般的な基準なんだなぁと・・・
従妹の長男が塗装やさんをやっていて見積もりを取って貰ったら、かなり安い
屋根足場がある事と、ペンキを入れる小屋(アパートの車庫)を貸しているという事もあり、
しっかり親子値段で手間代ぐらいの感覚でやってくれる事になった。
1人大工を含めた私達3人でやるより、綺麗で、早くて、安く上がった。
足場があるという事は手間が全然違う。
足場にロープを縛り付け、そのロープを持ちながら、簡単にやっていた。
二人で1日半掛からないで、終わってしまった。。。
塗装し終わった綺麗な茶色の屋根。(前の写真と比べてみて)
それと車庫の上屋根。(ここは屋根足場がある部分があるので、まだ終わってない)
さすがプロだと思った ペンキの塗り方もわかって、綺麗な仕事を見せて貰った
これから、数年に一回壁を塗らなくてはいけないので、参考になった。
今回の屋根塗装で、わかった事は、ホームセンターで売ってるペンキと塗装屋さんのペンキは
多少違うようで、プロに売るお店は一般人には売らないらしい。
屋根ペンキでも、アクリル、ウレタン、シリコンとあり、プロはアクリルは使わない。
家はシリコンで、あの薄い塗装の中でも弾力性のある柔らかさを持っているとの事。
高圧洗浄(ない時は水拭き)、ペーパーで表面の錆を取る。
箒で掃き、錆止めを塗って行く。
屋根山の塗難い所を先に筆で塗り、その後ローラーで塗って行く。
プロの仕事を見たので、今度からはこんな方法でやればいいんだという事がわかった。
裏のお隣から側から見た、塗装した屋根。
シートを外した屋根足場の上から見たら、ちょっと怖かった。。。
こうしていろんな所を直すと業者さんの人柄、上手下手、高い安いの格差は見えて来て面白い
かなり面倒だけど、見積もりを3つ取ると、基準値とどのように比べたらいいか見えて来る。
わからない事をどんどん質問して、自分で少しでもどのようにやるのか模索想像する。
屋根に関しては、屋根の葺き替えの業者さんも塗装屋さんもグットでした。。。
これで、後は足場を取るだけ。。。
一つ片付いて、少しホットしています。
屋根直し [ハウス・家]
展示室のランチルームをリフォームしたら、屋根が気になって来た。
もう24年経っていて、特にマサ屋根にした部分が腐って来て、なかなか雪が落ちない。
そのために3年位前、斜度45度の屋根に命綱を付けて雪下ろしをした事がある。
主人もめまいが酷くなって、それも出来ないので、トタン屋根に替える事にした。
これが普通であればそんなでもないものが、マサ屋根だからお金が掛かる。
斜度が45度だから、危険なため、屋根足場代も加算される。
まずは前の展示室をリフォームしてくれた業者さんに見積もりして貰った。
ひゃぁ~屋根だけで300万 無理無理無理
だってマサ屋根の部分って、見える所だけで、道路から見えない部分はトタンで、
ここは入ってないのだ
悩んでいた所に、兄が従妹に屋根屋さんがいるからと、見積もって貰った。
200万以下に下がったので、やる事にした。
工事前は木が展示室の前に4本植えてある。
(この写真は10年前の写真で今は木がもっと太くなって立派になっている。)
まず工事で木がじゃまになるので木を切った。
緑にカビ、苔が生え、痛んで来ているマサ屋根部分。
9月14日の朝、足場屋さんが来て、足場を掛けて行く。
そして、ここは順調に工事が進んで行った。
そしてこんな風に出来上がり。。。
風情は全くなくなってしまったけど、屋根の雪下ろしの心配と負担は無くなった
最近思う事。。。
これを建てた頃はバブルの頂点の時で、何もかもこのまま順風満帆で行くように感じた時代。
若かった事もあり、恰好を付け、他と違うんだという所を見せつけたかったのもあり、
高かったけど、このマサ屋根にした。
でも、これが後に悩みの種になろうとは想像もしなかったのだ。
普通のトタン屋根にしてれば、葺き替えもしなくて、トタンの塗装塗りで済んだのに・・・
若気の至りで何百万も損失を被ろうなんて、考えもつかなかった
若いという事は、体が動いて当たり前と思っているので、20年後、30年後、40年後を
想像することが出来ない年を取った時の事を想像なんかしないのだ
今この年になり、体が動かなくなる恐れをヒシと感じ、若木の至りを反省して、
想像出来なかった自分が情けなく、心寂しさを感じている。
若い時の傲慢さの代償が、この修理代となって返って来たのだなと自分に言い聞かせている。
これからは、もっと利口になり、未来を創造出来る人間になりたい
(なれないとは思うけど・・・笑)
一番問題なのは展示室を工事をやった業者さんが、壁を地面と直付け しまった事。
私は専門家でないのでわからなかったのだが、こうすると雨水を吸い込んで、
1年位で壁がすぐ駄目になるらしい。壁の素材も安物だから、数年しか持たない。
雪国だから一冬経つとはっきりわかると一人大工さんが いう。
この足元に雪が貯まる部分だけでもトタン板で包んでやり、3年に一度位ペンキを塗ると
かなり持つという事がわかった。
それをその業者さんに言っても、お金を取ってしまうと、全然来てくれない。
そういう会社なのだという事がはっきりわかった
展示室工事をやっている時も、チャライ部分を見つけては、かなりやり直しをさせた。
でも、折角お金をかけて数年では、困るのでどうにかトタン板だけでもやりたかった。
そして交渉したのが、屋根をやって貰った業者さんにサービスでやってくれないかと・・・
やってくれました夫婦で一生懸命やってる姿を見た時、この業者さんは信頼出来ると・・・
後ろは余っているトタンでやってくれたけど、結構この色の感じも好きです。
とっても丁寧な仕事をしているのが、見ていてわかる。
結局、屋根屋さんは前の業者さんの尻拭いをしてくれた感じになった。有難い
正面もこんな感じに仕上げてくれ、蔵のような雰囲気で、前より良くなった。
いろんな人からアドバイスを受ける事で、どうにか迷いながらも良い方向に行ってるような気がします。
ここまでやったら、折角足場があるうちにペンキの塗り替えをした方がいいのかな
と思い、自分たちがやろうか 業者さんに頼もうかと悩む。。。
長くなったので、トタン塗装は、また明日。。。
ランチ室内リフォーム [ハウス・家]
6月の展示室のリフォームのお話。。。
120㎝幅で3軒分奥に増築して、厨房を作った。
奥を足してから窓、入り口分壁をぶち抜く。
やっと7月のランチに間に合い、ジャズライブには、聴きながら食事を楽しんだ。
入り口の横にはランチ用お客様の手洗い部分を引っ込めて作った。
作っている時(左)と、完成した時(右)
トイレ部分は土間だったものを床にして、外から直に入れないようにした。
トイレ洗面も自作に替える。
一見外見は綺麗だが、他の大工さんから、いろんな駄目な所を指摘され、悩む。
特に外壁は、一冬経つと駄目になる素材と作りだと・・・
いろんな人にアドバイスを受け、結局やらせた工務店に問題がある気がした。
こちらの身になって考えていないし、忙しいのでやっつけ仕事をしていると感じた。
床に換気口が付いてなかったり、すぐ腐って駄目になる簡単な作りをしているのだ。
もうやってしまって仕方ないけど、今度からは絶対にリフォームはこの工務店には頼まない。
このリフォームで、いろんな大工、建設会社の人と話をして、勉強させて貰った。
家の持ちは作った人と住む人の使い方次第で寿命が決まるが、
一番は作った方の作り方次第で大半が決まるものである。
そのためには、工務店にまかせっきりでなく、自分も建築の知識を持ち、毎日監視し、
やってる時におかしかったらその場ですぐ指摘し、直させる事が大事だと思った。
リフォームは口で行っただけで伝わらない事が多く、間違ってそのまま進んでしまう事が多い。
この工事の時も、時々見て、壁をぶち抜く時、変だなぁ~と思いながら見て、
だいぶ進んでから、こここういうつもりではなく、こうなんだけど・・・と作っている大工さんに
行ったら、「もっと早く言って欲しかった全部直さなくていけない」と面倒くさそうに舌打ちされた。
要するに私の方と工務店と作る大工さんが一致してないと大きなずれが出る。
このずれがいろんなトラブルの元になり、後々尾を引いて来るのだ。
それと見積もりは3軒以上取る事で、標準価格が見えて来て、比べる事が出来る。
見積もりを取る事はとても大切だなぁ~と思った。
そういう意味では、リフォームは頼む側が建築知識を持つことで理想のリフォームになる。
明日は屋根の葺き替えの工事のお話。。。
蔵の修理終了と片づけ [ハウス・家]
今年は正月後に小屋の梁にひびが入ってから、次々と壊れ、いろんな所を修理をしている。
修理、リフォームはいまだいろんな問題を抱えながら、今も続いているのです。
窯の煙突部分が煙突が風で動いて雨漏れが酷くなり、2つとも主人が取ってしまった。
煙突部分屋根を少し修理して屋根のペンキ塗りをした。
梁が壊れた小屋の隣にある鉄筋の蔵(農業小屋ですが、一応鉄筋なので蔵と呼んで区別してる)
の壁が突然崩れ 落ち危ないので、急遽一人大工さんにこちらを先にやって貰って、
7月初旬 、やっと終わった。
ここは40年位経ってるのにメンテナンスしてないので、崩れて当然と言えば当然。
錆びてる鉄筋を補強して、周りにトタンをやって、屋根のトタンを葺き替えて貰った。
これで、10年以上は大丈夫だろう
ここは農業用品だけを入れる予定で、ごちゃごちゃしてる中を、少し片づけ始めた。
この真ん中が地下になっていて、高さ1.5mの4畳位の広さがあり、ここに冬野菜を保存。
この上に古い食器棚があって、うっとうしいので片づけ始めた。
すっきりしたが、鼠の糞がいっぱいあって、鼠穴もあり、金網を買って来て補修。
ここに来年、玉ねぎなどの長期保存の乾き物野菜を、台を作って置こうと思っている。
片づけはその後進んでいないが、かなりのいらないものを処分した。
入らない漬物石、24年前屋根材に使ったマサの板が大量に、その他昔母が使った食器など、
数えきれないほどのガラクタを処分した。
でも、まだまだ片づければ、スペースが空くので、そのうち片づけるつもりではいる。
さぁ~、私も少しは断捨離に励まなくては